この記事は、シンプルで簡単に、誰もができる瞑想の方法を紹介しています。
これを知っておけば、あらゆる環境でストレスを瞬時に解放することができます!
瞬時にストレス解放したい!
瞑想とは
瞑想とは、「目を瞑(つむ)って想(おも)う」、と書きます。すなわち、目を閉じて、心を静かにして、深く考えることを意味します。
こうした精神状態に入るためには、正しいやり方で行い、まず、焦り心やバタバタした心を落ち着ける必要があります。
瞑想にはたくさんの種類がありますが、そのすべての前提であり、最もシンプルで簡単な瞑想がありますので、以下紹介します。
もっともシンプルで簡単な瞑想
もっともシンプルで、かつ、簡単に生きている人なら誰でもできる瞑想方法は、「呼吸法」です。
呼吸はだれでも、いつでもしています。この呼吸をコントロールしていくことで、瞑想と同じ効果があります。
「瞑想とは呼吸法である」と言われることもありますが、少なくとも瞑想の入り口であり、出口にもなる方法です。
マインドフルネスや瞑想では、呼吸が大事ですね。
呼吸法の正しいやり方
呼吸法の正しいやり方は、瞑想の流派によっても異なります。
通常、多くの人が実践できる方法としては、鼻から息を吸い、口から吐くというものです。
その際、次の目安を参考にしてください。
- 吸う秒数に対して、吐くときには倍の秒数を目安にする
- 例えば、鼻から息をするときには5秒間にし
- 口から息を吐くときには、10秒間かけてゆっくり入っていく
息を全て吐き切って行くと、自然と大きな呼吸ができるようになります。
また、意識して呼吸をしていくと、呼吸に集中し、悩み事が薄れていくとともに、全身の酸素が入れ替わって頭がすっきりします。
無理せず、ちっ息しないように息をしましょう(笑)
禅における呼吸
この呼吸法を、何回くらい行えば良いのかは、ふだんどれだけ瞑想に慣れ親しんでいるかによります。
人によっては心を落ち着けるのに、深呼吸を10回する必要があったり、30回してもなかなか落ち着かなかったりする一方で、数回、深呼吸をすることで落ち着くこともあります。
毎日、多くの時間を瞑想に費やしている、禅のプロの修行者は、たった1回の呼吸で、雑念を断ち切り、深い瞑想に入る人もいると言われています。
いずれにせよ、心が落ち着くまで、深い呼吸を繰り返し行うことが呼吸法です。
これならいつでもできるかも・・・
丹田におろしてくる呼吸
深い呼吸をしていくことで、意識が「丹田」に集まり、気が集中されると言われています。
丹田とは、おへその下くらいにある気の場所とも言われ、チャクラとも言われます。
呼吸をする際に、空気を丹田までおろしてくるイメージで、お腹がふくらんだり、へこんだりしていくようにすると、より深い呼吸ができるようになってきます。
吸ってお腹がふくらんで、吐いてお腹がへこんでいく感じですね!
呼吸の効果
心が落ち着かない時、緊張している時、イライラしている時、そうした時は共通して、「呼吸が浅い」ということがあります。
そうしたときには、この深い呼吸法を試してみてください。
仕事中でも、トイレの中でも、少しの休憩の間でも、空いた時間の数秒か、数十秒の中で心を落ち着けることができます。
この呼吸法によって、意図的にリラックスすることが可能であり、幸せホルモンのセロトニンを増やすとも言われています。
ぜひ正しい呼吸法のやり方を身に付けて、仕事、安らぎ、睡眠などに活用してください。