この記事は、「瞑想をはじめたい」また「はじめてみたけれどもこのやり方でよいの?」と疑問をお持ちの方に、そもそもの瞑想の意味や歴史、方法などを解説しています。
1分間の「かんたん瞑想」付きですので、ぜひお試しください。
瞑想って、漢字で書くと難しそうなイメージですよね・・・
瞑想とは?
瞑想の本来の意味とは、「目を閉じて静かに考えること」を言います。しかし、ただ目を閉じているだけではなく、心を平静にして、自分自身の心の動きを見つめることを言います。
その結果、心身の健康を取り戻すことに加え自己成長、自己向上などにつながります。
そのため、古代から現代まで、様々な瞑想が取り入れられています。
瞑想を英語で言うとどうなる?
瞑想を英語で言うと、meditation、または、contemplationと訳します。
meditationは、もともとのラテン語の意味である「熟考する」という意味から来ています。
一方で、contemplationは、もともとの意味は「じっと見つめる」または「予期する」と言う意味から来ています。
これらの意味を総合すると、瞑想とは、静かに考え、心の動きを見つめ、物事の本質を見極める、という本来の意味があります。
語源を知ると、おもしろいよね!
瞑想の歴史
瞑想の歴史は、はるか古代に遡ります。5000年前、6000年前とも言われるインドにおいて、すでに瞑想は行われていました。
インドで、ブッダによって興された仏教が、アジア全域に伝わりましたが、瞑想はその中の心の修行として広まりました。
もともと瞑想は、「禅定」と言われています。
世界でも禅はよく知られていることですが、これはインドからアジア、そして日本に伝わったものが、今世界に広がっています。
瞑想の効果
瞑想の効果は、大きく分けて2つあります。
1つは、リラックス効果です。ストレス社会の現代において、心を癒す技術と言うのは必須のものになっています。その時に瞑想は大きな効果を発揮します。
もう一つは、心の成長です。瞑想を進めていくと、「気づき」を得ることができます。これはマインドフルネスでも瞑想でも大切にしている考え方です。仏教ではこの気づきのことを悟りと呼びました。この新しい視点を得ることで、自己の成長を促すことができます。
気づきって、何かを発見することかな〜
瞑想の種類
瞑想にはたくさんの種類があります。数えられるだけでも500種類以上の伝統的な瞑想方法があります。
その中で、代表的なものは以下のようになります。
- ヴィパッサナー瞑想
- サマタ瞑想
- 食事瞑想
- 歩行瞑想
- マインドフルネス瞑想
食事瞑想(マインドフルイーティング)や歩行瞑想(ウォーキングメディテーション)は、下記の誘導瞑想もありますので、ご参考にしてください。
瞑想のやり方
瞑想のやり方は、さまざまな宗派によって違いがあります。
ただ、一般的に行う場合、押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- 背筋を伸ばす→眠らないようにするため
- 座り方は自由→難しい足の組み方をすると、慣れない場合、足に気がとられるため
- 静かな場所を選ぶ→気になる外部の音が入らないようにするため
おやすみ前の瞑想なら、寝ちゃっても気持ちいいよね!
おすすめの瞑想の方法
誰でもできるおすすめめの瞑想の方法は、呼吸法です。
といっても、誰でもいつでも呼吸をしています。
この場合の呼吸法とは、深い深呼吸に意識を集中していくことで、頭をクリアにし、悩みや問題にとらわれている心を解放します。
この場合の解放とは、「忘れる」または「一旦脇に置いておく」という意味に近いかもしれません。
しかし、瞑想とは一旦日常から離れ、心の世界に旅することを意味していますので、この呼吸法はすべての瞑想の前提になります。
下記は、1分間で呼吸法によってリラックスするための動画です。ぜひお試しください。